126. 秋冬オススメの生地(2)
2022年09月26日
今回は前回に引き続き、秋冬の新作生地をご紹介させて頂きます。
前回は国産の葛利毛織さんの生地をご紹介しましたが、今回は英国のクリソルドの生地をご紹介させて頂きます。
最近は生地の軽量化が進んでおり、2/1の綾と呼ばれる組織をよく見ます。
この2/1の綾と呼ばれるものは、平織りと2/2の綾の中間ぐらいの厚さになるため、オールシーズンの生地と謳われていることが多いです。
しかし生地の組織は平、2/2の綾が一番バランスが取れています。
仕立てのことを考えると私の中では、この2つの組織がオススメです!
このクリソルドは、良い原料かつ、タテヨコ双糸、2/2の綾で、凄く生地の規格が良いの特徴です。
値段もこのクオリティーにしてはリーズナブルです。
ここ一番のスーツにはもってこいの一着です。
まずは絶対に外せない紺無地です。
上質になればなるほど、紺無地がカッコ良くなります。
今回ご紹介する生地はどれもクオリティーが高いので、上質なツヤが出ています。
生地は見るだけではなく、動かすことで、その生地の良さがわかるので、是非触って動かしてみて頂きたいです!!
次は黒と紺の糸を使ったシャンブレーのストライプになります。
動かしてみると、濃紺にも見えたり、紺色に見えたりします。
この色の変化が出来上がり後、動きが加わると凄くカッコ良く見えます。
柄はシンプルですが、シンプルに隠された、スパイスが最高な生地です。
次にご紹介させて頂くのが、ブラウンの無地になります。
個人的にはグレーよりも、ダークブラウンのスーツの方が、合わせやすく使い勝手がいいのではないかと思います。
渋さを求めるなら是非ブラウンのスーツがオススメです!!
最後にバーズアイと呼ばれる生地になります。
この生地も黒と明るい紺色の糸を使っています。
遠目からは無地に見えるので、さりげない柄になります。
9月10月が秋冬の生地が一番揃っている時なので、今シーズン、スーツの新調を考えていましたら、お早めにご相談頂きますと、良いご提案ができるかと思います。