192. 23-24AWのオススメ生地
2023年09月04日
こんにちは。
前回に引き続き今秋冬のオススメ生地をご紹介させて頂きます。
その名は
『BEST SELECTION』
国島のバンチブックになります。
国島は一宮の生地メーカーで、自社で織機を持った尾州でも数少ないメーカーです。
以前私自身勤めていたこともあり、製作の背景が分かるので重宝させて頂いております。
国島のホームページになります。是非ご覧下さいませ。
国島のバンチブックには
『ハードレックス』
と呼ばれる全て自社工場で製作している生地バンチもあります。
ハードレックスはまた今度ご紹介させて頂きます。
今回はこのバンチブックのトップにある
『davaumi』
と呼ばれる生地がめちゃくちゃいいので、ご紹介させて頂きます。
ネーミングの意味由来は分かりません。笑
そんなこと関係なくこの値段で、このクオリティーは素晴らしいです!!!!
生地も服もそうですが、同じクオリティーでもブランドで凄く値段が上がったりします。
生地の良し悪しは色々な基準があるので、一概には言えませんが、
私自身の中でのある程度の基準があります。
それは緯糸双糸に平織り又は2/2の綾。
この2つ自分の中で絶対条件になります。
生地も基本が大事です。
今回の生地はその条件はもちろんのこと、
スーパー110の原料を使っております。
程よい艶感があるので、仕立て映え間違いなしの一品です!
写真はストライプのベタのベタのベタ、ピンストライプになります。
ストライプを検討している方はオススメです。
ありがちと思われるかもしれませんが、
基本を制すものはスーツを制します。
グリーンのヘリンボーンになります。
私らしからぬグリーンですが、
紺スーツはもう良いよって方で、ブラウンもあるよという方にオススメの生地です。
経糸は黒なので、緑緑した感じはなくコーディネートは意外にしやすいのではないでしょうか。
次はカーキです。
カジュアルにセットアップでもオススメです。
ご紹介しませんでしたが、他にも紺のヘリンボーンもあります。
残念ながら紺無地はこのシリーズはありません。
少しショックではありますが、紺ヘリンボーンでカバーです。
今回ご紹介した生地はスーツで税込69,000円になります。
かなりコストパフォーマンスが高い生地で、
ビジネスで着用の方にオススメです。
オーダースーツは仕上がるまでに時間がかかるので、9~10月頃がお仕立てのタイミングになります。
生地の品切れも少なく、沢山の生地をお選ぶことができます。
まだまだ暑くて秋冬なんて考えられないですが、
是非今から考えて頂けると、よりご満足頂けるスーツがお仕立てできるかと思います!!