180. 尾州のリネンで軽量ジャケット
2023年05月29日
今回はリネン100%で仕立てた軽量ジャケットをご紹介させて頂きます。
私自身ジャケット大好きです。
ジャケット羽織るだけカッコよく見えるし、
自分自身の気持ちが高まります。
そんなジャケットを夏も着用したいと思いから
今回の自分用に仕立てました。
生地は経糸にブラウン、緯糸にネイビーの糸で織っています。
大好きなシャンブレーです!
思った以上にパープルっぽくなってしまいました。笑
生地の規格時と色のイメージは多少ズレてしまいましたが、、、
シャンブレー生地の規格は難しいと改めて思い知らされました。
上は実際生地を織っている時の写真になります。
左の写真は経糸になります。
生地だけ見ると想像が難しいかもしれませんが、経糸はブラウン一色です。
右の写真を見ると、ネイビーの緯糸を打ち込むことによって今回のジャケット生地なんだと分かります。
中島みゆきの『糸』でも分かるように、経糸と緯糸の関係のみで織物は構成されています。
経糸はあなたで、緯糸が私。
2つが交わることで、ひとつの生地が出来上がります。
名曲です。
上の写真は仕上がりの生地の写真になります。
近くで見るとブラウンとネイビーの糸が使われているのが分かります。
本当に生地の世界は面白いです。
そして思い通りに中々いかない所は恋愛と一緒です。笑
シャツで使用する薄手のリネン生地で仕立て、裏地も省いているので、
本当にシャツ感覚で着用できます。
毎度のことですが、家庭用の洗濯機で洗えます。
洗うことで、リネンは味が出てきます。
上はリネンで、下はコットンや綺麗め系の服だと少しアンバランスでコーディネートが難し口なってきます。
下もリネンにすることで、素材感が統一されコーデが様になります。
今年も暑くなることが予想されます。
全身リネンコーデにすることで、見た目・快適さがアップします。
今年の夏はリネンで乗り切りましょう!!