132. 23年春夏のオリジナル生地進行中
2022年10月17日
今回は来年の春夏オリジナル生地の進捗具合についてお話しさせて頂きます。
以前のブログにも書かせて頂きましたが、リネン100%のシャツ生地の製作が進んでいます。
写真は整経の前の枠立ての様子になります。
経糸はブラウンになります。
緯糸にはカーキとブルーの糸を打ち込んでいきます。
絶妙なシャンブレーになること間違いなしです。
カーキの方は経糸と緯糸の色味が近いので、落ち着いたシャツに仕上がるイメージです。
ブルーの方は独特なシャンブレーになるので、夏の日差しの当たり方によっていろんな表情をしてくれるシャツをイメージしています。
生地になる前が一番期待感があります。
この色の組み合わせが上手いこと出てくれるのを祈るばかりです。
枠立ては整経をやる前に必ず必要となる工程になります。
写真を見ると約100本の糸が並んでいます。
これが経糸になっていきます。
今回の経糸の総本数は3000本以上なので、枠立てした約100本の糸を繰り返し整経機に巻いていきます。
リネンは伸び縮みがないので、整経が非常に難しいと言われています。
お願いしている機場さんは傷も少なく、綺麗に織ってくれる職人です。
リネンをこんなに綺麗に織ってくれる人は尾州でも中々いないと思います。
また尾州で製作するオリジナル生地の進捗をご紹介していきます!!